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認知症予防と骨を強くする生活習慣!

認知症予防と骨を強くする生活習慣!

最近、物忘れが増えてきたと感じる方が増えていますが、それは脳の老化の兆候かもしれません。
脳は年齢とともに萎縮し、記憶力や判断力が低下することが知られています。
特に、女性は閉経後に脳の老化が急激に進む傾向があり、一方男性は年齢に関係なく脳が萎縮することが多いと言われています。

ただし、脳の老化は食事や生活習慣の改善、適切な運動を取り入れることで、ある程度遅らせることができると考えています。今回は、脳の健康をサポートするための習慣をご紹介します。
これらを日々の生活に取り入れることで、脳と体の健康を支えることができるかもしれません。

脳が衰える原因とは?

脳の衰えは「加齢」以外にも「ストレス」「飲酒」「喫煙」などの生活習慣が影響します。
しかし、食事や運動、趣味など、日々の小さな習慣を見直すことで、脳の老化を遅らせたり、予防に寄与することができる可能性があります。

研究では、脳は適切な刺激を受けることで、神経回路を強化したり活性化することが示唆されています。日常生活で簡単に取り入れられる習慣を通じて、脳を活性化し、元気な脳を維持していきましょう。

脳をイキイキさせる日常生活のコツ

脳は年齢に関係なく、刺激を受けることで活性化します。普段の生活の中で少し工夫をするだけで、脳に良い影響を与えることが可能です。

(1)思い出話で脳内の血流をアップ

人との会話は脳に良い影響を与えますが、特に思い出話」は脳の血流を増加させ、関連する記憶を呼び起こしやすくします。懐かしい写真や音楽を見たり聞いたりすることも効果的です。

(2)趣味で「側頭頭頂部」の機能を保つ

楽器を演奏することや、新しいことに挑戦することで、脳の高次認知機能を維持することができます。楽譜を見ながら演奏することで、複数の作業を同時に行うため、脳の機能を鍛える効果があります。

(3)おしゃれをして前頭葉を鍛える

毎朝の服装選びや季節に応じた服を楽しむことは、脳の前頭葉を活性化させる効果があります。また、外出が楽しくなり、人と接する機会が増えることも脳の健康に良い影響を与えます。

骨を強くするために運動を続けるコツ

骨を強化するためには、適度な運動が欠かせません。しかし、膝の痛みや関節の不調があると、運動を続けることが難しくなることがあります。そこで注目したいのが、膝の痛みを軽減するサポートが期待できる成分「プロテオグリカン」です。この成分は、関節や軟骨の健康をサポートする効果があると考えられています。

プロテオグリカンを効率的に摂取する方法

プロテオグリカンを食事から十分に摂取するのは難しいため、サプリメントを活用するのが効果的です。サプリメントを習慣的に利用することで、食事では補いきれない成分を効率よく摂取することができます。膝の痛みがあると運動がしづらくなり、骨の健康を維持することが難しくなるため、痛みを軽減するサポートとしてサプリメントを日々の生活に取り入れることは有効です。

最後に

脳や骨の健康を保つためには、日々のちょっとした習慣を見直すことが大切です。食事や運動、趣味を取り入れることで、脳を活性化し、骨を強化することができます。また、サプリメントを活用することで、必要な成分を効率よく体に取り入れ、健康的な生活を支えることができます。

これらの習慣を試して、元気な体と脳を保ち、健康で充実した毎日を過ごしましょう。

山名 啓太 先生
山名 啓太 先生
医師、医学博士。認知症予防に深い関心を持ち、患者さんの健康を支えるだけでなく、日本の未来をより良いものにするために尽力したいと考えています。 医療を通じて、地域社会と個人がより明るい未来を築けるよう努めています。